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「古墳物語」「暗殺の年輪」「心ゆさぶる歌声」「枯れ葉色の思い」

虫の声がそこここで聞こえます。お元気でしょうか?今日は芸術の秋に相応しく四つの舞台のご案内です。どうぞ清々しい秋の一時、日常から非日常への小さな旅におでかけください。

その1.武蔵野府中「古墳物語」

国史跡の古墳(1350年前の上円下方墳)の前で壮大な叙情詩を歌い語ります。僕の高校時代の同級生が府中市役所勤務で今回のプロデューサーです。彼は言いました。「古墳という非日常なものがあるのは精神を広げるね。千年先に届く何かを作りたい!」。彼の文化への熱い思いがこの作品を生みました。
 ❤10月4日(土)/18時開演/熊野神社古墳特設ステージ(雨天時は神社内)/出演:二十一弦筝;木村玲子(文化庁芸術賞受賞)、歌と語り;石鍋/作・演出;西田豊子、作曲;佐藤容子/入場無料
 ❤市の友好都市ウィーンで作られた白ワインのサービスを楽しみながらお聴きください。
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その2.藤沢修平朗読シリーズ「暗殺の年輪

今年の2月に大好評を博したシリーズの第2弾です。前回は葛飾北斎役でしたが今回は語り手です。藤沢修平はこの作品で直木賞を取りました。劇場は下北沢に今年オープンしたばかりの「小劇場B1」です。藤沢修平の重厚な時代劇の世界をお楽しみください。
 ❤公演/7日(火)昼、8日(水)夜、9日(木)昼の3回/全自由席
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その3・おばあちゃんはすごい!「心ゆさぶる歌声」マーガレットの会

 僕が38歳の時に、このおばあちゃん合唱団に出会いました。25年の間に何人かの方が亡くなられ、病で出て来られなくなり卒業していかれました。現在29名、平均年齢77歳。最高齢は94歳です。シニアコンクールに7回出場して優勝1回、3位2回、入賞1回、招待演奏3回。ほとんどの方が楽譜をちゃんと読めません。20年前に、僕の音楽の師である作曲家・岩河智子さんに、おばあちゃんの人生と重なるメドレーを作ってもらいました。それが「美空ひばりメドレー」です。僕は稽古で何度泣かされたかわかりません。どうか聴きに来て下さい。舞台表現で一番大切なものが何なのか伝わってきます。
 ❤11月2日(日)/14時開演/江戸川区総合文化センター(小)/入場料1,000円
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その4.「枯れ葉色の思い 詩音 音音」 -上 明子作品によるー
 ❤11月16日(日)19時開演/詳しくはチラシをご参照ください。深まる秋の夜、美しいステージにハーモニカとピアノのための組曲や歌が感動的に広がります。
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